1)海外のインター(BISP)で、海外教育ラボが果たした役割は、レンちゃん自身やファミリーにとってどんなことだったか?
海外のインター(BISP)で、海外教育ラボのMs. Eriko の存在なしには今の私はない。私や家族のために全てのことを助けてくれた人。
寮に入った当初はホームシックで苦しんだ。そんな私に対して、通訳だけでなくアットホームな雰囲気作りをして前むきな言葉をかけてもらえて本当に励みになった。
私にとってMs. Erikoはボーディング・ライフ(寮生活)での『第2の母』ような存在だった。
2)BISPでの経験で一番印象的だったことは?
国際色溢れるBISPは英語を母国語としないファミリーにとても優しい環境。
私自身も色んな国籍の友達ができ、今も自分の知り合いが世界中のあちこちにいることに驚くばかり。
コミュニティの結びつきが強いのは、小さなアイランドにある学校で育ったからなのか、BISPには特別な思いがある。
3) 日本の学校とBISでは、どんなところが違うと思う?
大きな違いを感じることが2つある。
ひとつは、日本の友達とBISPの友達との関係。
英語圏の友達との関係では「そんなレンが嫌いだ!」と言われることがあるにも拘らず、心から”楽しい”と思えることがなぜかとても多い。
私が英語が話せなかった当初は、気を遣ってくれ優しかった友達が、私が英語が話せるようになってくると途端に色んな文句も言ってくるようになった。でも文句を言ってくれるから、相手が何を考えてるかわかっていいと思える。私もその訳を説明できるし、悪いと思ったら謝れる。そしてもっと仲良くなっていく。
この繰り返し。
「ごめんね」が言い合える仲が大好き。
日本人の友達には、いつも英語で言っているようなはっきりした言い方が出来ない。なぜか黙って我慢した方が良いと思ってしまう。
もうひとつの違いは、日本の先生とBISPの先生の違い。
日本の先生たちに対しては、いつも敬語使い礼儀正しく接するというルールがあった。でも、BISPの先生には、まるでお友達の両親に接しているかのように気軽に話せる居心地の良さがあった。
日本の授業では、教科書を読んだり、暗記したり、ノートに書いたりすることが多くて集中力が途切れることが良くあったけど、BISPのクラスでは、教科書は使わないで、先生たちが独自に考えたプランで、生徒が楽しいと感じるように教えてくれていた。小学校の算数も小さなボードを使い、遊んでいる感覚で勉強出来たのが最高に良かった。
一番いいことは、答えを間違っても先生は絶対に否定しないでジョークにして返してくれたりする。逆に出来たら、すごく褒めてくれる。だから、先生の言っていることを聞き逃さないようにしようと一生懸命頑張ったような気がする。
先生の話が右から左に抜けていくことなんて一度もなかった。
10歳(Year 6)でBISPに編入し、たった3ヶ月で英語が喋れるようになった。
15歳(Year 10)までの5年間ボーディングでの寮生活を満喫。そこに妹のココちゃんも入寮し、その後プーケットに魅了された家族が移住してきた。
BISPのバスケ・トップチームでは最年少の12歳で活躍。13歳の時には『BISP Women’s Basketballer of the Year』賞を受賞。5年後の高3の時にはキャプテンに抜擢された。同時にBISで行われたサッカー大会で急遽ゴールキーパーの欠員を埋めるために、サッカー試合でも大役を果たした。
国際バカロレア(IB)スコアでは 41点を獲得!
合格した大学は5校で、そのうち3校から奨学金も獲得。
University of Technology, Sydney
The University of Queensland
Queensland University of Technology
Breda University of Applied Sciences
NHL Stenden University of Applied Sciences
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